それぞれの冬 そのD

エドワード「すっかり冬だなぁ・・・」
リン「こういう寒い日には、鍋をすると温まるヨ」
エドワード「どわわッ!!どっから、湧いてきたッ!?」
リン「あ、鍋と言うのはネ、シンより更に東にある国に代々伝わるもので・・・」
エドワード「聞いてねぇよ。お前いつまで、俺にたかってる気だッ!!」
リン「・・・冷たいネ〜。情けは人の為ならズ。情けはいずれめぐりめぐって自分の元に、返ってくるものヨ。きっと親切にしておいて損はないネ」
エドワード「おめーに親切にしても、ぜってー返ってこない気がするぞ・・・」
リン「・・・・仕方ないネ。それじゃあ、鍋をしてくれたら、これ上げるヨ」
エドワード「・・・・・んだよ。コレ」
リン「コレは、シンの国に代々伝わる媚薬ネ。効き目はバッチリ保障付き。コレ、君の彼女に使うといいヨ」
エドワード「え?」
リン「弟君に聞いたヨ。凄い美人の黒髪の彼女がいるって。エドも隅に置けないネ〜」
エドワード「いや・・・。そんな自慢するようなことでも・・・。・・・いや、実際スッゲー美人なんだけど(照々)」
リン「謙遜することないネ。きっと、コレ使ったら、彼女喜ぶヨ」
エドワード「・・・・・・しゃーねぇなぁ。今日は鍋にするか」
リン「おお、さすが!!気風が良いネ!!(というか、凄く分かりやすいネ)」
エドワード「(ふっふっふっ。待ってろよ!!大佐!!)」

・・・・・ロイの運命やいかにッ!!(笑)